グループ写真展「UNBOUND」を終えて、そして次へ

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

気持ちが落ち着いてからこの記事を書きたかったので、少し遅くなりましたが、先日2025年1月25日・26日に、グループ写真展「UNBOUND」が開催されました。

今回はそちらに出展させて頂いた内容と感想、そして今後への想いなどをまとめます。

グループ写真展「UNBOUND」とは

HuBaseの村田さんを筆頭とするコミュニティ「眞」で募集された大規模写真展です。
場所は原宿のど真ん中で総勢35名が展示を行うイベントです。

「UNBOUND」とは、「テーマが自由、制限のない創造性、縛られない」という意味があります。

決まっているのは、縦200cm×横90cmという空間のみです。
そこをどのように展示するのかは、完全に自由です。

そんな広い空間をどのように使えばいいのか、はじめは全く見当がつきませんでした。

私の「UNBOUND」

私が使っているカメラは「Leica M11-P」で、レンズは「ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」です。

とても私が使うには恐れ多い組み合わせなのですが、実はこのセットを購入するまでには様々な葛藤がありました。
購入までの経緯や思いは、下記に記事として残しております。

お時間が許す時に、是非、目を通して頂きたいのですが、ざっくり言いますと、父への想いが詰まったセットです。

今回の写真たちは、その父の一周忌の日に立ち寄った、岡山空港すぐ近くの「まつだ牧場」という牧場で撮影したものとなります。

法要が終わり、とても静かに、落ち着いた気持ちの中、迎え入れてくれました。
この日はとても寒く、太陽もあまり姿を出してくれず、どんよりとした天気でした。

しかしながら、そこで出会った動物たちや、お店の方、牧場から「強く生き続ける力」を頂いたような気がしました。
どんなに辛いことがあっても諦めない、強い気持ちを、私はこの牧場で感じることが出来ました。

この展示では、その「強く生き続ける力」を共有できればという気持ちで臨みました。

展示内容

今回は、A4を12枚並べた展示にしました。
まずは、各写真を掲載します。

最後に実際に展示した、全体の様子をご覧いただければと思います。

ご覧になって頂いて分かるように、今回はRAW現像で、かなりノスタルジックに仕上げました。

今回の用紙は全てA4で、ピクトランの「局紙」を使っています。
EPSON「SC-PX1V」を使って自分でプリントしました。

組み方については、かなり悩みました。

稲妻を描くように組んでおり、空と木、人工物と動物、の組み合わせで並べています。
また、真ん中に大きな幹があるように、枝は外に向かって生えているように並べました。
下2枚だけ、ポツンと葉っぱの写真と、牛舎の写真があるのですが、牛舎の中にいる牛と、葉っぱが対になるように並べています。

やってみた感想と今後

多くの人に自分の写真を見て頂けたこと、自分自身でレイアウトして展示してそのポイントを来てくれた人に説明できたこと、多くの人と出会えたことなど、本当に多くの素晴らしいことがありました。

その反面、展示することの難しさや、他の方の展示を見て多くの学びを得ることもできました。

私は学生の頃から日常の中に写真が溶け込んでいて、いつから撮り始めたかわからないくらいナチュラルに過ごしています。

いつかは展示してみたいと思うようになり、こうして多くの方と関われて楽しく展示できることを本当に幸せだと感じています。

この展示が終わってからというもの、ぽっかりと穴が空いたような寂しさがありました。

…ですが、そんなことを思ってるのも束の間、なんと来年の展示募集が始まりました。

しかも、今年よりもボリュームアップして帰ってきます。

UNBOUND2

現状維持は退化のはじまり(大規模写真展とこれから)|村田雄平
現状維持は退化のはじまり(大規模写真展とこれから)|村田雄平

note.com

完全無料のコミュニティ「眞」に入ることが条件ではありますが、本当に大切な仲間ができます。

来年は、是非一緒に展示をしませんか?