こんにちは、あきらん(@akilans)です。
突然ですが、カメラに詳しくないご家族やご友人と外出する際のカメラって困ったりしませんか?
「スマホでいいよ」っていう方もいるかもしれませんが、少しは拘って撮りたいですよね!
私は今回、ミラーレス(FUJIFILM X-H1)を持っていくか、フィルムコンパクト(CONTAX T2)で悩んだ結果、フィルムコンパクトだけで撮影に行くことにしました。
やってみると実に満足度が高かったので、その思いをまとめて記事にしたいと思います。
誰と行くか、どこに行くか、何しに行くか
重要なのは「誰と」「どこに」「何しに」行くかです。
もちろん、フォトウォークのように、カメラ大好きな人たちと出掛ける時は、カメラ複数台持ちでも、当たり前くらいの感じになりますが、一般的には少し違う世界の人に見えちゃいます。
また、写真が目的ではない場所へ行く場合、大きなカメラでは動きにくい場合があったりします。
今回、私は「家族と」「お台場に」「レゴランドへ子供と遊びに」行きました。
「ハイ、チーズ」
しかし、それならコンデジでいいのでは?と思う方もいると思います。
もちろん、コンデジでも良いのですが、フィルムで撮るのが純粋に楽しいのです。
幼い頃、声をかけられました。
「ハイ、チーズ」って。
毎回、シャッターを切る度に、心の中でこの呪文のような言葉を唱えます。
フィルムカメラは多くとも36枚撮り(ハーフサイズは倍ですが)。
持ち出す気軽さはありますが、枚数制限がある分、デジタルのように気軽に撮影はできません。
しかし、その分、気持ちを込めて撮ります。
デジタルで撮影するときには考えられないくらい、大事に撮ります。
「こうやって撮れば、良い写真が撮れそうだ」
「さっきも同じような構図で撮ったから、今はいいかな」
これは人だけでなく、風景やモノについても同じです。
奥に見えるレゴブロックの絵。
子供と一緒に来たレゴランドを象徴的に撮りたいと思って撮った一枚。
レゴのワークショップがあったので、子供に参加させました。
そのワークショップの壁がお洒落だったのでパシャり。
もちろん、ワークショップに参加している子供自身も撮っていますが、この写真を見たら、自然とその時の光景や空気や雰囲気が思い出されます。
こうやって厳選された36枚の写真は、強く思い出に残るのです。
写真以外に楽しむ時間が増える
写真のことばかり考えて、目の前で起こっていることに集中できない経験はないでしょうか。
子供と一緒に居ると、顕著にそういったことがあります。
「ねぇねぇ、お父さん、人の話、聞いてる?」
お恥ずかしい話ですが、リアルに子供に言われる時があります。
また、「一緒に遊ぶ」「体を動かす」などが、おでかけの主目的の場合、大きなカメラは使うタイミングを選びます。
コンパクトカメラ全般に言えることですが、「写りの良さ」ではなく、「写りの雰囲気」を大事にした撮影ができます。
PORTRA 800はオールマイティ
今回、使用したフィルムは「PORTRA 800」。
ポートレイトに適したフィルムです。
実は今回のお出かけは、子供の誕生日の前祝いでした。
それゆえ、いつもと違う、特別感を持ったフィルムで撮りたいと思ってました。
また、レゴランドは室内ですので、暗いところでも映るISO感度を選択しました。
こうやって状況や気分によって、フィルムを選べるのも、フィルムカメラの良いところだと思います。
しかしながら、このフィルム、暗いところや夜間だけではなく、日中の屋外でも威力を発揮しました。
また、暗いところで撮影すると、自然と明るく写りました。
普段はISO400で撮影するのですが、いつでも使えるということを最優先に考えると、フィルムのISO800というのは良い選択なのかもしれませんね。
最後に
今回、写真の枚数が少ないのは理由があります。
それは、子供の写真を多く撮ったからです。
風景や建築物なども十分に思い出に残りますが、それ以上に思い出に残るのは、やはり大切な人の笑顔だと思います。
是非、皆さんもフィルムカメラだけでお出かけしてみては如何でしょうか。
お持ちでない方は、是非、「写ルンです」でやってみましょう!