SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)で撮る夕陽の色

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

今年に入り、ファインダー越しに世の中を見ることが少なくなっている人も多いかと思いますが、私もその一人です。

我慢しきれなくなり、感染には最大限に気をつけて、単身でお出かけすることにしました。撮らないことによるストレスがハンパなかったのです。向かった先は東京は渋谷駅の直上にある「渋谷スカイ」です。

実はサロンの毎月やってるベストフォトの締め切りが翌日で、何も撮ってなくて焦ってました笑

渋谷スカイのイメージ

渋谷スカイはこれまでも沢山のフォトグラファーが訪れて、Instagramや Twitterに写真が沢山アップされています。

それ故に渋谷スカイと言えばこういうイメージだという固定概念がありました。
・透明感がある。
・ガラスの反射が特徴的である。
・空が気持ちよさそう。
・シルエット撮影に向いてそう。

皆さんの中にも少なからず、こういう印象があるのではないかなぁと思います。

夕陽に染まる渋谷スカイを狙う

向かった日の朝は曇り空で、一日中曇り予報でしたが、午後の天気予報が外れて晴れ始めました。

こういう時、いつも天候に恵まれないので、バタバタと16時からの入場券をWEBで購入しました。大人1人1800円です。WEBで購入した後は、QRコードでそのまま入場できるのでとても便利でおすすめです。

狙うは夕陽に染まる渋谷スカイ

組写真を撮るにあたり、予めキーワードを自分の中で設定して向かいました。

実際に、この記事の下書きも向かう電車の中で書いています笑

パターン1
希望、光、フレア、逆光、青空、ガラス

パターン2
哀愁、影、濃いオレンジ、雑踏、孤独感

撮影した写真たち

これらのキーワードをもって撮影に臨んだわけですが、めちゃめちゃ難しかったです。

頭ではイメージがあるんですが、人や雲の動きが非常に激しく、また風は強く、さらには至るところで写真撮影が行われている環境でして、隙間をぬって撮るのがとても難易度が高かったです。

それでも思い描いたイメージの写真を2時間半くらいかけて撮り続けました。

ここに載せる写真は、あえての富士フイルム撮って出しJPEGです。

フィルムシミュレーションにカスタム設定を加えて調整してます。

パターン1

希望、光、フレア、逆光、青空、ガラス

ガラス

ガラス、光

希望、光、ガラス

希望

希望、青空

希望、ガラス

残念ながら、フレアのタイミングがありませんでした。そして、向かう時間が遅かったこともあり、完全な青空を撮り逃しました。甘いですね。

パターン2

哀愁、影、濃いオレンジ、雑踏、孤独感

哀愁

哀愁、濃いオレンジ

哀愁

哀愁、影、濃いオレンジ

影、濃いオレンジ

哀愁、孤独感

哀愁、影、濃いオレンジ

哀愁、影、孤独感

雑踏

そしてこちらに関しても、一枚一枚は満足できるものもありますが、イメージしたものを再現するまでは到達できませんでした。修行します。

写真って楽しい

Twitterでご紹介した写真をここでも紹介したいのですが、そう言いながらも、お気に入りの一枚が撮れました

それがこちらのツイートにある写真です。

この写真は、さも他の被写体を撮る一般人と、頭上を飛ぶ飛行機のように見えるかもしれません。ですが、実はこの被写体が撮影しているのは、頭上を飛んでいる飛行機そのものなのです。

渋谷スカイにはところどころ、壁にガラスが張られていて、角度によっていろんな見方が出来ました。

この写真のように、撮影者しかわからない小細工を散りばめることができると、なんか嬉しくなります。完全な自己満足ですけれども。

最後に

イメージ通り撮影するのは難しいと実感できた日でした。

そして、そのイメージに沿って、写真を組むってとっても難しい。一枚一枚はかなり見れる写真になってきた実感はあるのですが、組み合わせると力が半減されるという。

本来、相乗効果でより魅力的な、力強い組みにならなければいけないのですが、なぜか打ち消してしまうのが今の悩みです(誰か助けて)。

もっともっと感性で訴えかけられるように、もっともっと頑張ろうと思います。

そして、早くみんなで撮れる日が来ますように。

今回の機材はこちら

X-Pro3(私のはDRブラック)と、XF56mm F1.2(APDじゃないやつ)です。