こんにちは、あきらん(@akilans)です。
最近はめっきりデジタルカメラばかりなのですが、無性にフィルムカメラで撮影したくなることがあります。これまでは「写ルンです」を買っていました。
しかしながら、いつでも持ち出せるフィルムカメラがあってもいいなぁと思い、あまりコストをかけまいと、巷で話題のTRIP35を購入しました!
元々、ナチュラクラシカを所有していたのですが、売却してしまいまして…それ以来のフィルムカメラです。デジタルはデジタルの、フィルムにはフィルムのいいところがありますよね!
今回は、TRIP35の簡単な紹介と、購入直後に行ったこと、作例を中心にお届けします。
簡単な紹介
1968年に製造が開始された35mmスナップカメラ。
オリンパス製だけに、ズイコーレンズ40mm F2.8が使われています。
絞りもF2.8〜F22で選ぶことができますが、基本的にはオートで良いと思います。
あまり頭で考えて撮るようなカメラではないと思ってます!
しかし、その頭で考えないところが良いのです!
外観は、私の大好きFUJIFILMライクな形。
ただ、やはり細部に目を向けると、昔のカメラだなぁて思います。
ちなみにコンパクトなんですが、重さは見た目以上に重いです!
購入直後に行ったこと
購入直後に行ったことは大きく4つほどあります。
モルトの張り替え
まずは定番、モルトの交換です。
モルトというのは、フィルムカメラの隙間を埋める大事な役割をする素材。
買った時にはこんな乱雑な状況でした笑
登場する道具たちはこちら!
まず、交換するモルト!
次に無水エタノール!
さらには綿棒!(新品買ったからめっちゃある!)
無水エタノールを綿棒につけてひたすら磨いて、古いモルトを取り除きます。
細いところは竹串にティッシュを巻きつけてこすり落とします。
気づいたらチネったティッシュの山になってました。
取り除いたらこんな感じです。
そして、貼る!!
これで完成!
レンズキャップの装着
レンズキャップも買いました。43.5mmです。
革の張り替え
外の革もGoogle先生で検索すると売っているショップがあります。
まずは、ぺりぺりと古い革をはがします。
購入した革を準備します。
そして貼る!!
完璧!
徹底的な清掃
分解清掃をしたのですが、気をつけてほしいことがあります。
それは…配線を切ってしまう可能性があるということ。
中を開けて、レンズを取り出して、拭くこと自身は割と簡単です。
ですが、その中を開ける際に、銅線が引っかかったり、パーツが外れたりと、しっちゃかめっちゃかで、元に戻すのが結構大変でしたので、心に余裕がある時にされるほうが良いです…。
私のTRIP35は、露出計を制御する銅線が切れてしまい、一時期、露出オーバー時にシャッターを押せなくする赤ベロが出なくなっちゃいました。
最終的には、無理やり銅線繋げてなんとか復旧しましたが…ヒヤヒヤものでした。
もう壊れない限り2度と開けないと、心に誓ったのでした。
TRIP35作例
そんなTRIP35ですが、撮影した写真を何枚か掲載させて頂きます。
さいごに
もっと撮りたーい!
けど、フィルムだから高ーい!
この葛藤がまた、楽しいところですね…!