こんにちは、あきらん(@akilans)です。
2021年10月にレンズを買って以来、1年3ヶ月ぶりに新しいレンズを買いました。
この1年3ヶ月、ほとんど「Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mount」をX-Pro3につけて使用していました。
ここにきて「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」を購入した理由をご紹介しつつ、購入した当日に撮影した写真とともに、ファーストインプレッションをご紹介しようと思います。
写真はすべて、クラシックネガで撮影しています。
撮影場所は東京タワー周辺です。
NOKTONの魅力
まずはじめに、お伝えしたいのは、NOKTONの魅力です。
このレンズはオートフォーカスレンズとは違い、マニュアルレンズです。
ピントを自分で合わせる必要があります。
ISOを決めて、絞りを決めて、シャッタースピードを決めて、ピントを合わせて、撮る。
この一連の動作が「楽しい」のです。
自動車でも、オートマではなく、マニュアルをあえて操作する人がいるように、カメラも同じです。
自動車は自分で動かしている感じを、カメラは自分で撮っている感じを、より強めてくれます。
そして、出来上がった写真は、少し懐かしい、優しい印象のものに仕上がります。
被写体がいる場合には、そこだけ浮かび上がったような味付けもしてくれます。
選定理由
正直、NOKTON 35mmで満足してるんだけど、元々、換算35あたりの画角が好きなのと、23mmはオールドレンズっぽさが少し薄れるので、より作品寄りに撮れるかなと思いまして。
— あきらん (@akilans) January 9, 2023
購入直後、Twitterでつぶやいたことが全てなのです。
改めてスナップと向き合いたいなと思いました。
その為には「NOKTON 35mm」では、少し近すぎました。
NOKTON 35mmとの共通点
サイズ感、操作感は全く同じです。
ファインダーを覗かずに、手元だけ操作してくださいと言われれば、私には違いが分からないかもしれません。
また、Voigtlanderらしい、周辺減光は特徴のひとつと言えるでしょう。
あとは、Xマウント用に作られたレンズだということです。
電子接点でEXIF情報を残せる点も共通していますし、特定の機種ではボディ内手ブレ補正やパララックス補正にも対応しています。
NOKTON 35mmとの違い
NOKTON 35mmは、どちらかといえばオールドレンズ寄りの写り方をすると思います。
光を印象的に見せたいとか、空気感のある写真を撮ろうと思ったら最高のレンズだと思います。
このNOKTON 23mmは、その特徴が少し和らぎ、自然体に近い写真が撮れるような気がしました。
今見ている風景に少しスパイスを加えるような。
そして、開放付近で撮った時の描写が明らかに異なります。
NOKTON 35mmのピントはかなり甘くなります。
しかし、NOKTON 23mmでは撮影距離を近づけない限り、それほど甘くはならないようです。
少し絞るだけで、かなりキリっとした写りになります。
また、ここには掲載できないのですが、被写体を入れて撮影した写真でも違いを感じました。
恐らく、ピントが甘くないので、鮮明に写したい表情を引き出せるのだと思います。
唯一無二な写り
私の好きな言葉「唯一無二」。
X-Pro3の時も、NOKTON 35mmの時も使いましたが、このNOKTON 23mmもその例外ではありませんでした。
やはり、このレンズにしか出せない表現があるように思います。
完全に好みが分かれるレンズとも言えます。
ただ、私の写真を見て、少しでも何か動いた方は、買ったほうがいいです。
あと、X-Pro3を持っている人も、買ったほうがいいです。
是非、NOKTON Xマウント教団を一緒に作っていきましょう。
ちなみに、買った初日に撮影して、この記事を書いています。
ですので、テンション高めですが、また追って、落ち着いてから使用感などもお伝えできればと思います!
NOKTON 23mm F1.2 Aspherical
僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない pic.twitter.com/NXW8o89oiE— あきらん (@akilans) January 9, 2023
また、NOKTON 35mmのレビュー記事も併せてご覧頂き、写真の質などを比べて頂ければ幸いです。 続きを見る
「Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mount」ファーストインプレッション