こんにちは、あきらん(@akilans)です。
これからを健康に生きたい人に薦めたいアイテム、それがApple Watchです。
正直に言います。
私も買うまで半信半疑でした。
経緯
今年の5月、仕事がバカみたいに忙しくなり、公共交通機関で帰れない日々が続きました。
さすがに歳なのか、40を過ぎた身体は昔のようにはいかず、徐々に不調を訴えるようになりました。
とりあえず病院に行こうと、近くのクリニックで胃カメラなどの各種検査を受け、逆流性食道炎の診断を受けました。
薬を飲み続けても状態は改善しないし、なんなら日によっては激しい動悸に襲われていました。
客観的なエビデンスが欲しい。
いつ、何が起こっているのか?
手軽に健康が図れるスマートウォッチ。
今までは、ただの「時計」としか見ていなかったため、それほど価値を見出すことは出来ませんでした。
しかし、「健康」という観点でそれを見た時に、「必要だ」と思い、iPhoneとの親和性を考えて、どうせならと発売されたばかりのApple Watch series9を購入しました。
もちろん、iPhoneからの通知を手元で見れたり、Suicaでピッて出来たり、メリットはそれ以外にもたくさんありましたが、1番の目的は「心電図」アプリでした。
心電図アプリ
Apple Watchは、不正な心拍があった場合に通知してくれる機能があります。
ですが、私の場合、理由はわかりませんが、その通知には反応しませんでした。
では、なぜ分かったのか?
それは、「あー、しんどいなぁ」というタイミングで、「心電図アプリ」で計測をはじめてみたのです。
アプリを開いて、Apple WatchのDigital Crownに人差し指を当てて30秒で計測できます。
もう測ってる最中に、波形がグワングワンぶれてました。
それからしばらく、平常時と、辛い時に計ってみましたが、しんどい時にはマジで反応が顕著に出ました。
心電図アプリの結果は、即座にiPhoneのヘルスケアアプリに連動されます。
その結果を持って通院。
これを担当医に見せたところ、「Apple Watchにて心房細動の通知あり」とカルテに書かれました。
その後、血液検査、心電図検査、尿検査を行い、後日、ホルター心電図の予約をさせられました。
ホルター心電図
心房細動は、常に発生するわけではありません。
ですので、24時間つけっぱなしの心電図で検査を行う必要があります。
それがホルター心電図。
小型の機械と、胸に円形の測定器を複数箇所つけるので、この24時間は風呂に入れません。
また、行動記録として、小さな手帳を渡されました。
便、食事、運動、睡眠など、あった事を24時間記録します。
これと心拍の波形を合わせて原因を特定するそうです。
会社を午後休んで、風呂に入ってから夕方病院へ行きホルター心電図をつけて、次の日は普通に過ごして、また夕方に行ってホルター心電図を外すというムーヴを決めました。
診察
開口一番、「心房細動の症状がはっきり出てますね」と言われました。
投薬である程度の抑えはできるようですが、完治はしないそうです。
完治させるためにはカテーテルアブレーションとかいう手術が必要だそうです。
とりあえず薬飲んで1ヶ月後に改めてお話ししましょうとなりましたが、改善しなければ、お勧めされた通りに手術しようと思っています。
将来的に脳梗塞のリスクにもなるらしく…。
Apple Watchはすごい
通知はなかったまでも、Apple Watchが客観的な判断材料になったことは間違いありません。
これが発売した直後で…とかいう信頼が薄い状態だとあまりおすすめもできませんが、すでに発売から結構な年数が経過しており、かつ実際にそういう事例も多いことから、私のようにカルテにだって普通に書いてくれるケースもあるようです。
クラシカルな時計好きさんの気持ちもわかるので、万人に勧めることはできませんが、ぜひ同じような悩みを抱えていらっしゃる方には使って頂きたいガジェットだなと思いました。
私のその後の経過は、改めてXかブログでお伝えしたいと思います…笑
使えるものは有効に使って、健やかに暮らしましょう。