私が「GR III」(GR3)の購入を躊躇する最大の理由

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

暖かくなり、物欲が刺激される季節になってきました。
「気軽に持っていけるコンデジが欲しい」と約半年間、言い続けています。

今年に入って、コンパクトフィルムカメラCONTAX T2を買いました。
確かにコンパクトで持ち運びしやすいのですが、シャッターを押す一枚一枚の気持ちは少し重い。
子供を撮る分には抜群に良いのですが、気軽に風景や空などを撮り辛いです。

それに拍車をかけるかのように、先月、GRの新製品が発売されました。
欲しい気持ちをグッと堪えています。

GRがとても素晴らしい製品と思うが故に、踏み切れません。
今回はそんな私が、購入を躊躇する理由をお話ししたいと思います。

金銭的な面ももちろんありますが、大きな要因を占めるのは、過去のトラウマだったりします。

過去の思い出

さて、半年以上前に書いたこちらの記事はご覧頂けましたでしょうか。

昨年、私のカメラの変遷を、富士フイルム中心に書いた記事です。
が、実はここにさりげなくGR IIが登場しています。


そう、何度かGRは所有しているのです。
(実はGR DIGITAL 3を使ってたこともあります…。)

もともと、X-T1を所有していた当時の私は、GRの万能さに惚れ、X-T1を売りさばくという暴挙に出たのです。
(その後、「iPhoneでいいや」という気持ちから、GRすらも手放しましたが…。)

私が購入を躊躇するのは、GRが「万能すぎるから」です。
GR一台あれば、日常を切り取るのは、ある程度事足りてしまうんですよね。
「手にしたら、全てを手放してしまうかもしれない」という恐怖が、走馬灯のように思い返されます。


(GR IIで撮影した写真その1)

カメラには役割が必要

とはいうものの、GRがなんでもできるわけではありません。
ズームは出来ないし、フィルムで撮ることもできない。

私が今、所有してるのは、X-H1とCONTAX T2であり、正反対の性質を持つカメラです。

カメラの役割が被ると使わなくなると考えています。
以前の私は、「日常の写真を撮る」という目的しか持ち合わせていなかった為に、GRだけで事足りてしまったのかもしれません。

例えばここにX100Fを買ったらどうでしょうか。
きっと、X-H1と役割が被るようになってしまうと思います。


(GR IIで撮影した写真その2)

改めてGRの役割を考える

先日、ツイッターでこんな表を公開し、たくさんの反応をもらいました。

ディスられるかと思いきや、意外と共感してもらえる声が多くて驚きました。

この中でも現れているのですが、X-H1は子供の行事やフォトウォークなど、ガチで写真と向き合う時に使い、CONTAX T2は子供を中心とした日常を撮影するのに使っています。

きちんとした住み分けバランスが取れているんですよね。
ここにGRが入ってバランスが崩れることを懸念しています。

ただ、気づいたんです。
この数ヶ月、意外とスマホで撮影する機会が増えていることに。

そう、「日常の記録写真を撮るカメラがない」

気付いてしまった。

気付きたくないことに気付いてしまった。


(GR IIで撮影した写真その3)

さいごに

なんか足が勝手に…!

勝手に手が電卓を叩く…!

あぁ…!!!

おめでとう、自分!!

あんだけ仕事頑張ったんだから、このくらいいいでしょ!!(◞‸◟)

はぁ…カッコイイ…。