こんにちは、あきらん(@akilans)です。
昨今のiPadの進化により、映像作品を見たり、ゲームをする機会が増えている方もいるのではないかと思います。
それは子供も同じだと思っています。
それ故に、いかに安全に、子供がiPadを使うかということを考えるのも親の立派なお役目だと思うのです。
というわけで、そんな悩みをこれまで抱えながら、iPadを使わせていたのですが、今回のiOS12から実装されたスクリーンタイムがかなり便利だったので紹介させて下さい。
スクリーンタイムって何?
要するに、そのデバイスを「何にどのくらい使っていたのか」がわかる機能です。iOSの設定アプリからスクリーンタイムを選ぶことで見れるようになりました。
これまでファミリーアカウントとして、子供のApple IDを紐づけて、アプリを購入しようとしたら、親の承認がないと買えない仕組みだけだったものが、グレードアップしました。
できる機能をざっとあげると次の通り。
1. 自端末で使ったアプリ、及びその時間がわかる!
2. 自端末で休止時間(画面を見ない時間帯)を設定できる!
3. アプリごとに使用時間の制限を設けることができる!
4. 上記、制限があっても除外するアプリを設定できる!
5. 不適切なコンテンツをブロックすることができる!
6. これらのことが、子Apple IDを持つ端末でも設定ができる!←これ大事。
実際の設定はこんな感じ!
設定アプリを立ち上げ、メニューから「スクリーンタイム」を選択すると、このような画面になります。
この画面で、自端末の管理が行えます。
子供が使用している端末に対して直接設定を加える場合はここですね。
そして、ファミリーアカウントを登録していると、スクリーンタイムのファミリーという欄に、該当のアカウントが表示されます(個人情報保護の為、塗りつぶしています)。
このファミリーに表示されたアカウントをクリックすると、
こんな感じで、先ほどと同じような画面が出てきます。これが子アカウントが紐付いたデバイスの設定画面です。
休止時間を設定するとどうなるの?
休止時間、つまり操作を禁止させる時間帯です。その名の通り、登録を行った場合、それ以降、操作ができなくなります。
我が家での事例を見てみましょう。
私)まだYoutubeみてるの?
子)だってー、面白いんだもん。
私)早く寝ないと明日起きれないよ!
子)これ見終わったら寝る!
私)もう終わったでしょ、早く寝よ!
子)次の始まっちゃったから、もう少し…。
この休止時間を設定することで、最後のセリフを子供に言わせなくすることができます。なぜならば、何もできなくなるから!
設定するとこうなります。
ウェブから見ていたYoutubeは再生されなくなります。
ホーム画面に戻っても、使用許可アプリ以外はグレーアウト状態です。
アプリごとの時間制限も同じですが、いたってシンプルな機能です。
「ゲームは1日1時間!」に近しいものを感じます。
メリットは遠隔で確認、操作出来ること
なぜわざわざファミリーアカウントの話をしたのかというと、これにメリットがあるからです。それは、「遠隔でも確認、操作が出来る」こと。
つまり、「今日は早く寝かせたいから時間を少し早めよう」とか、「今日はこのアプリ使いすぎだから制限をかけよう」とかいうことが遠隔から操作出来るのです。
これってとても画期的じゃありませんか。
iPadは素晴らしいツールであるが故に、しっかりルールを作ろう
ぶっちゃけ、普段から言ってるように、iPadがあればなんでも出来ちゃいます。
子供は分かってないから大丈夫!なんて生ぬるいことを言ってたら、あっという間に追い越されます。子供の情報吸収力はハンパないです。
それ故に、トラブルに巻き込まれる危険性があることや、心身ともにiPad疲れを無意識に引き起こす可能性もあります(ガンガン使ってる私が言うのも変な話ですが)。
子供にも正しい使い方を知ってもらって、効果的に使える大人に育って欲しいですね!