こんにちは、あきらん(@akilans)です。
「CP+」というカメラ・写真のイベントが、数年ぶりにパシフィコ横浜で本日2月23日から26日までの期間で開催されています。
本来であれば、いろんなメーカーに伺い、いろんな話をして、セミナーを聞いて、色々記事にまとめたかったのですが、諸事情により、今回はコシナさんが参考出展していた2本のレンズにフォーカスして、お伝えしたいと思います。
2月21日、突拍子もなく、コシナさんから新しいXマウントレンズが発表されました。 www.cosina.co.jp
コシナ CP+2023にて展示。フォクトレンダー参考出品製品のご案内 - 株式会社コシナ
「NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount」と「ULTRON 27mm F2 X-mount」の2本です。
その2本のレンズの実物を見て、X-Pro3につけて、写真を軽く撮ってきました。
とはいえ、やはり屋内で限られた場所・時間でしたので、本当にファーストインプレッションに近いレビューということをご容赦頂ければ幸いです。
それでは参りましょう!!
NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount
まずはじめは、NOKTONの新しい35㎜レンズからです。
自社製GA(研削非球面)レンズを採用した大口径マニュアルフォーカス標準レンズです。電子接点を搭載し、光学系は富士フイルムXマウントセンサーに最適化。今までのレンズにはない大きなボケを活かした味わいのある写真表現が可能になります。
以前、富士フイルムが35mm F1に挑戦していたことは記憶の新しい話ではありますが、今回、コシナから発表されたのは、それを凌ぐ、F0.9です。
しかも、以前の苦い記憶から、大きいのかな?重いのかな?という先入観で見に行きました。
まずは、私のX-Pro3につけた外観をご覧いただきましょう。
いかがでしょう?
小さくないですか?
私が持って撮った感じで恐縮ですが、感覚としては56mmF1.2を持った時と似たような感覚を得ました。
実際に撮った写真もご覧頂ければと思います。
基本的にF0.9で撮影しています。
自分のNOKTON 23mmを撮りました。
ボケが滲むことを恐れていましたが、そんなことは全くなく、きれいにボケました。
少し遠いところに目を向けて撮影してみました。
こちらも手前が綺麗にボケていて、かつ遠景はかなり明瞭です。
驚いたのはこの写真です。
さすがNOKTONと言わんばかりの光の捉え方でした。
完全に浮いてます。
欲しい。
これだけ、F22で撮ってみました。
変にボケが滲むことがなく、きれいに解像しています。
また、ここに掲載できないのが残念ですが、人をF0.9で撮ってみたんですが、解像しすぎててヤバかったです。
同じX-Pro3で撮ったとは思えませんでした。
これ、おいくらなんですか…ほんと…怖い…欲しい…怖い…。
ULTRON 27mm F2 X-mount
次に、ULTRON 27mmのレンズも見せてもらいました。
フルサイズ換算40mm相当の薄くコンパクトなマニュアルフォーカスレンズ。電子接点を搭載し、光学系は富士フイルムXマウントセンサーに最適化しています。フォーカスレバーを搭載し、コンパクトでありながらも軽快なフォーカシングが可能なレンズです。
まずは、先ほどと同じように私のX-Pro3につけた外観をご覧いただきましょう。
色がシルバーしかなかったため、少しアンマッチに見えるかもしれませんが、かなりコンパクトなレンズです。
X-ProシリーズやX-Eシリーズには非常にしっくりくるのではないでしょうか。
実際に撮った写真もご覧頂ければと思います。
F2で撮影しています。
先ほどと同じく、自分のNOKTON 23mmを撮りました。
こちらも少し遠目にピントを当てて撮ってみました。
最後は近くにピントを置いて撮ってみました。
このサイズのレンズにしては、かなりボケていますし、手前はかなり解像しているようにも思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
本当に勢いに任せて走り書きで記事にしているので、大変恐縮です…。
私個人の所感としては、
NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mountは楽しいレンズ
ULTRON 27mm F2 X-mountは日常的に使いたいレンズ
という印象を持ちました。
今、私が使っているNOKTON23mmF1.2と35mmF1.2ほどの汎用性は持っていないのかもしれません。
ですが、NOKTON 35mm F0.9はここぞという時に絶大な威力を発揮しそうですし、ULTRON 27mmはつけっぱなしレンズとしては最高だと思います。
問題なのは、お値段と時期ですが、スタッフの方に確認してみましたが、値段も発売時期もまだ何も決まっていないとのことでした。
35mmが10万、27mmが5万を切ってくれると、本当に嬉しいんですが…難しいでしょうね…(笑)
いずれのレンズも、屋外で撮ってみたいレンズなので、発売が決まれば、きっと頭を悩ませるに違いありませんね。