私がX-Pro3からfp Lに乗り換えた3つの理由

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

約3年半ぶりにカメラを変えました。
驚かれた方もいらっしゃると思い、きちんとご報告させて頂きます。

2018年に富士フイルムへ戻り、Twitterを中心に多くの仲間ができました。
これには、感謝しても、しきれません。
これまでの経験や思い出は私の中に刻まれていますし、富士フイルムさんをこれからも応援し、いつかはまた違う形で戻ってきたいと思います。

では、「なぜ今、fp Lというカメラに乗り換えたのか」ということについて、ご説明したいと思います。

富士フイルムからたくさん学んだから

私がX-Pro3を購入した時、X-Pro3を「無限に撮れるフィルムカメラ」と例えていました。
このカメラを企画された上野さんも、

ひたすらファインダーを覗き続けて、次のシャッターチャンス、次のシャッターチャンスという風に、常に前へ前へ進んでほしいという思いがある

と言われていました。

X-Pro3を所有し、真摯に写真と向き合い始めたその頃の私には、圧倒的に「撮影枚数」が必要でした。

そのおかげもあり、最近は少しずつ自分の好みや撮り方が分かってきたような気がしています。
つまり、より自分らしい写真を、しっかりと撮る必要性が出てきたのです。

より自分らしい写真が撮れそうだったから

X-Pro3を使っている時に「私が撮りたい写真ってなんだろう」という疑問が常にありました。
現時点での答えは「ずっと眺めたい写真」でした。
この答えに到達したX-Pro3で撮影した一枚の写真があります。

この写真が撮れた時、「ああ、これだ」って思いました。
この写真が私の写真人生において、2つ目の原点となりました。

ですが、APSCセンサーをもつX-Pro3では写真の引き伸ばしにも限界があり、少し悔しい思いをしていることもまた事実です。

次ステップの写真を撮るためには、高画素のカメラが必要でした。
これが私が「L」を選択した理由でもあります。

5年先を見据えた時、私自身が、X-Pro3で写真を撮り続けている姿を想像出来ませんでした。

誤解のないように改めて言いますが、X-Pro3は本当にいいカメラです。
できることなら両方持っておきたかったのですが、私のお財布はそれを許してくれませんでした。
この点だけは本当に残念です。

愛を感じられたから

「fp L」はSIGMA社から発売されているカメラです。
以前、Nikonを使っていた時にSIGMAのレンズを使用していたこともあり、私の中では未だにレンズのイメージが強いです。

2008年にD80で撮影した写真

そんなSIGMAですが、YouTubeで過去の動画を検索すると、多くのファンがいることがわかりました。
レンズはもちろんのこと、fp/fp Lというカメラの思想や、色へのこだわりが凄いことも分かりました。
何より、それを取り巻く人の温かさには、昔の富士フイルムを彷彿とさせるものがありました。

軽く、持ち運びやすいカメラしか使わない傾向にあるという私の性格も、購入を促進したポイントかもしれません。

今だから言えますが、実は、Nikonに戻ることもかなり悩みました。
ですが、きっと今、Nikonに変えてしまうと、二度とこのカメラを触ることはないんだろうなと思いました。
SIGMAの思想や、周りを支えるファンの存在を見て、このカメラに決めました。

最終的に、私がこのカメラを買う決め手になった動画はこちらです。

決めてから、購入までは、とても早かったです。

最後に

カメラを変えてから「X-Pro3売ったんですか?!」とか「富士やめたんですか?!」とか言われることも増えています。

カメラを変えても、私は私です。
何で撮っても、写真は写真です。

カメラやレンズは、「私らしさ」を追求するためにあるツールでしかありません。
それを探求することもまた、とても楽しく、素晴らしいことだと思っています。

実際に撮影した写真や感想などは、順次、まとめていければと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。