こんにちは、あきらん(@akilans)です。
数年間、悩み続けてようやくワークチェアの購入に踏み切りました。
私はこれまでの約5年間、IKEAのMARKUSという椅子を使っていました。
今回は、WORKAHOLICさんでの購入に至るまでの流れを中心にお話しできればと思います。
これまでの悩み
先ほど申し上げた通り、前回買ったのは約5年前です。
この間の大きな波としては、コロナ禍がありました。
必然的に椅子に座る時間が長くなり、次第に身体への影響が出るようになりました。
まずはじめに、イメージを持って頂けるよう、私が抱いていた悩みを2つご紹介しましょう。
次第に悪化する姿勢と身体
座っていると無意識に、どんどん腰の位置が座面の前の方に突き出されて、腰が丸くなります。
次に、肘掛けが腕から浮いて機能せず、不必要に腕を曲げてしまい、肩や背中にダメージを負います。
ここ数年、腰痛も酷くなり、危機感を覚え始めていました。
椅子からの異音
座っていると、椅子から「ギィィィィ…」と軋む音が聞こえるようになりました。
普段、配信もやらせて頂いておりますが、この音が乗っかると嫌な気持ちにもなりましたし、仕事中でもうるさく、気になり始めました。
ただ、軽い人が座ると、何も音がしないので、もしかして体重に耐えれなくなったのかもしれません…ね…。
「WORKAHOLIC」というお店
コロナ禍にYouTubeで知って、ずっと行きたいと思っていました。
WORKAHOLIC I ワーカホリック
www.iamworkaholic.jp
以前、某大手家具店にも伺ったことがありますが、コンシェルジュの方が後方からずっとついてこられて、ゆっくり試せなかったこともありました。
また、ワークチェアだけに特化した店舗は、私が知る限りここだけでした。
このお店からは「自分に合うワークチェアを選んで欲しい」という強い意志を感じました。
置かれた椅子は60脚以上。
そして、ただ座って試すだけではなく、椅子の座り方や選び方などもアドバイスしてくださいます。
ちなみに、ふらっとお店に行って椅子を見ることはできず、完全予約制かつ有料での案内となっており、常に予約は1ヶ月先くらいまで埋まっています。
私も平日のお休みを選んで伺いました。
購入までの流れ
そうはいっても、人と話すことなんて慣れてないし、緊張しちゃう!というあなたのために、まずは全体の流れについてご紹介します。
訪問予約
先ほど申し上げた通り、訪問は完全予約制となります。
まずはWebサイトから日付を選び、現在使用中のデスクに関する情報や要望などを記載して送信します。
ちなみに私は、次のように入力しました。
・使用中のデスクについて: 昇降デスクを使用
・デスクの高さ: cm
・天板の厚み: 2.4 cm
・デスクの奥行: 65 cm
・要望・共有事項: メッシュ座面の、パソコン作業に適した椅子を探しております。
・コンシェルジュのマスク着用について:コンシェルジュのマスク着用を希望する
メールが届く
受け付けられた旨のメールが届きます。
また、訪問日の数日前に、確認のSMSが届きます。
来店
時間通りに到着すると、入り口で担当のコンシェルジュの方がお出迎えしてくださいました。
ペットボトルのお茶を頂き、その間に自分の部屋の机の高さを再現したスペースを昇降デスクで作って下さいます。
レクチャー
通常のお店ですと、ご自由にどうぞ!となりそうなのですが、このWORKAHOLICさんでは、まず、下記のような事項について、レクチャーをしてくださいます。
ココがポイント
・椅子の座り方
・一番理想の姿勢
・椅子の座面/背もたれの意味
一番最後に、「実際にここにある椅子に座ってもらったら、2〜3脚くらい、気になる椅子が出てきますよ」と言われ、「本当に?」と思ったのも、正直な感想として添えさせて頂きます。
ひたすら座る
「20分後くらいにお声がけしますので、気になる椅子にどんどん座ってみて下さい」と言われました。
注意点として、「長く座らず、ファーストインプレッションを大事にしてください」「メーカーや値段は気にせずに座って下さい」とも。
ちなみにメーカーや値段は、見ようと思えば椅子の脚に取り付けられた札を見ることで把握できます。
しかし、値段やメーカーの先入観が、椅子選びの邪魔をするということで、そういうアドバイスを頂きました。
ひたすら座るうちに、座って2秒で「これ違う」「あ、これいいな」みたいな感覚がわかってきました。
私はまずメッシュ座面の椅子が欲しかったのでメッシュに全て座り、時間があれば他の椅子も座る作戦で時間の許す限り座りました。
そして、いくつか気になる椅子が出てきたので、そう言った椅子には、何度か座って確認をしました。
驚くことに、3脚くらい、これ良いなと思える椅子が出てきました。
机に合わせる
ここで、気になった椅子、またその椅子と似たような椅子のいくつかを、一番初めの自室を再現した机まで運んで頂き、順番に試しました。
正直、ここが一番、目から鱗でした。
椅子の座り心地はいいけれど、机に合わせてキーボードに向かうと、「あれ?」と思うものがありました。
肘掛けが思うような位置にこなくて身体が前のめりになってしまったり、座面が滑りやすいということに気づいたり、想定外のことがあり、ここでふるいにかけられました。
最悪、肘掛けが合わなければ、奥行きのある机の場合には机の上に肘を置くのが正解だそうですが、私の机にそんな余裕はありませんでした。
長く座る・他の動作を確かめる
先ほど、椅子を選ぶ時は、ファーストインプレッションを大事にしていました。
しかし、ふるいにかけられた椅子を前に、今度はその椅子に長く座って違和感がないか確かめます。
15分程度、座らせて頂きました。
ただ座るだけではなく、コーヒーを出して頂き、それを飲みながら、椅子に座ってまったりさせて頂きました。
この時に思ったのは、「椅子に座ってやる動作って、仕事以外のことも結構あるよな」という発見でした。
ワークチェアは仕事をする道具としてみてしまいがちですが、実際には、何か飲み物を飲んだり、上を向いて考え事をしたり、いろんな動作があります。
そういうイメージが、購入予定の椅子でできたことは大変ありがたかったです。
どうするかを自分で決める
私は、もうこの椅子しかあり得ないと思ったので即決しましたが、お店の方から無理に購入させるような素振りは全くありませんでした。
むしろ、決めれない人も割と多く、あとから通販で買われるケースも結構あるようでした。
購入
楽天やYahooなどでも購入することができます。
その際、ポイント還元があってお得に見えますが、実際に店舗で買うと、そのポイント分をディスカウントしてくれるので、ポイントに執着しない人にとっては同じお得感を享受できます。
配送先や希望配送日時などを調整し、最後はお店の前まで見送って頂き、後にしました。
さようなら、全ての腰痛デスクワーカー
私が特に気付きになった点を挙げていきます。
高い椅子が必ずしも良いわけではない
値札やメーカーがわからない状態で、60脚以上の椅子に座ってみてわかったことです。
20万の椅子に座って「ふーん」って思うことになろうとは思いもしませんでした。
通販で「高ければ失敗しないだろう」と思い、購入して失敗するケースが実際には結構あるそうです。
コンシェルジュの方が言われるには、「椅子は家電と違う」と。
本当に合うものを使って欲しいという強い思いが感じられました。
座ってみないとわからない
訪問前は、たくさんの椅子に座って、良し悪しが本当にわかるのか、不安でした。
ですが、座ってみた今では、座らずに椅子を買うなんてあり得ないとさえ思います。
それくらい、椅子それぞれに特徴があり、自分に合う合わないを感じることが出来ました。
ぜひ、ワークチェアの購入を検討されてる方がいらっしゃいましたら、「WORKAHOLIC」というお店をお勧めさせて頂きます。 www.iamworkaholic.jp
WORKAHOLIC I ワーカホリック