猿島改め、観音崎さんぽの全て

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

今回は最高だった1日を、ドキュメンタリー風に振り返ってみようと思います。

写真はX-H1とXF16-55mm F2.8で撮影した「フジ撮って出し」です。


それでは、早速どうぞ!

はじまりは失望

我々は、雨に続いてまた一つ、風という敵を作ってしまった。

快晴の中、私たちは呆然と立ち尽くしていた。

全便欠航の文字を見て、船の管理会社に電話をかけた。
「一度、欠航が決まると、その判定が覆ることはありません」
電話に出た担当者は、丁寧にそう言い放った。

近くに灯台の公園があるという事実がわかったのは、その少し前の出来事であった。

集合時間は関係ない


みんな、猿島に行きたい一心で集まったメンバーだ。
そんな中、風で船が止まるなんて思ってる人間は、誰一人居なかった。

猿島への最寄駅は、京急線の横須賀中央駅と、JR線の横須賀駅である。

猿島への船が9時半に出発することを受けて、9時20分頃に、チケット売り場で待ち合わせとしていた。

しかし、人が集まり始めたのは午前8時半であった。

猿島への熱意が、これほどまでに強いとは、正直驚いた。

余興を楽しむ

私は京急線の横須賀中央駅に降り立った。
他の京急線を使用したメンバーと合流して、一路、JRの横須賀駅を目指すことになった。

エモい場所を見つけると、ついつい撮りたくなる衝動に駆られた。

それは紫陽花にしても、そうである。

混ざって、バスに揺られる


横須賀駅に着いたのは、約50分程度、経過した後のことだった。

バスを待っている間、常にカメラを向けあった。

バスの中もまた、修学旅行の学生のようであった。

青い海と、緑色の芝生、そして

バスを降りると、目の前に広がっているのは、紛れもなく青い、綺麗な、大きい、海だった。

まるで、時が止まったような、そんな感覚にさえ陥りながら、我々は思い思いにその時を楽しんだ。


穏やかな、楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。

この日の前日、関東を豪雨が襲った。

それが原因となり、楽しみにしていた「横須賀美術館」は全館停電となり、中に入ることすら、許されなかった。

居た堪れなくなった我々は「緑の上でゴロゴロしてもよいか」という質問を、係員にぶつけ、その意見は程なく承認された。

綺麗だった。

酒、海、酒

「喉が渇いた」と訴える声が、いろんな方向から聞こえた。
我々はアルコールを欲していた。

歩きざまに見えたファミリーマートの看板は、逆方向へ数キロメートルの看板だった。
我々は危機感に苛まれていた。

そんな中で見つけた「海価格の」食堂。
完全に足元を見られていると思いつつも、抗うことはできなかった。
(クリハラさん、ごちそうさまでした!)

アルコールを片手に、近くの海を眺めた。

海を見ながら仲間と飲む酒は、最高しかなかった。

幸せがすぎる時間だった。

このまま時が止まればいいと思った。

うぇるかむ、ホーム

お腹が空いたが、「海価格の」食堂には行く勇気はどうしても持てなかった。
近くのお店に全員入れると、先発隊からの情報を受け、突入した。

豪華なランチだった。


アルコールも追加で頂き、我々の足はそこに数時間埋められることになる。

お店の方も非常に良くして下さり、今後もし行くことがあったら絶対リピートしようと心に誓ったのであった。

望む灯台、エモい風景

我々を突き動かしたのは、「廃墟が近くにある」という情報だった。
アルコールが入ったウォーカーを排除するには、写欲を上げるほかない。

我々は一路、見上げると目に入る灯台を目指すことにした。

行く先々でエモい風景が飛び込んでくる。

そして、そこには常に被写体がいた。

ばいばい、またね

夕方になろうとしていた。

時間制約があり、バタバタとその場を立ち去ることになった。

肝心の廃墟は、結局見つけることはできなかったが、非常に面白い写真をたくさん撮らせて頂いた。

一緒に回って頂いた方々には感謝しかない。

今度は、雨と風を味方につけて、リベンジ計画を練りたい。

この日は、とても良い日であった。

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