カメラ・写真

「学びと気付き」が待ち受ける写真沼 #カメクラの沼カレ2020 【2nd Roll】

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

今回の記事は、Twitterで仲良くさせて頂いている「しむさん( @46sym )」が、カメクラ仲間に呼びかけて実現した「カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2020」の【2nd Roll】の記事となります。

あっという間に埋まった【1st Roll 】はこちら。

昨日のアドベントカレンダーは、いつも欲と戯れられてるまめ( @photo_mame )さんでした。可愛いムスカと息子さんとの愛が感じられる写真がいっぱいです!是非ご一読下さい。

去年は何度か、しむさんと一緒にお出かけさせて頂いたのですが、今年は一度もお会いできてないので寂しい限りです。素敵な娘さんの写真を撮られている記事はこちらです!

実はこのアドベントカレンダー「カメクラの沼カレ」には、去年も参加させて頂いておりまして、「フォトウォークで学んだ写真との向き合い方」と題して、「写真に対する愛」「スナップへの期待」を語らせて頂きました。

今年も主旨は同じくカメラと写真に関することならなんでもOK!らしいのですが、X-Pro3を購入して以降、幸か不幸か、レンズ一本しか買っていないので、今年は「写真沼」についてお話をしたいと思います。

「写真沼」とは?

しりません。
今、私が作りました。

ただ一つ言えることは「カメラ沼」とは似ているようで異なるのではないかと考えています。ですが、どうも沼は奥で繋がっているので、潜って沼を超えてしまう傾向はあると思います。

あきらん
あると思います。

私が今年買ったカメラ機材はXF35mmF2だけです。日常を撮影する上で「必要な画角」だったので買いました。つまり必需品です。

この結果は、本当にX-Pro3のおかげだと言っていいでしょう。
①撮ることが楽しく、集中できる。
②カメラそのものが軽く、小回りが効く。
③撮った写真のサイズも軽い。
(つまり、気づいたら写真の山)。


こうして私は「写真沼」という何かに落ちました。その沼の中で「学びと気付き」を得ていくことになります。

今年はどんな年だった?

さて、本題に入る前に、今年がどんな年だったか振り返らせて下さい。

言わずもがな、某ウイルスのせいで在宅中心の生活を余儀なくされ、みなさんも心苦しい思いをされていることと思います。

撮影のロケーションは「家の中」や「近所」。撮影の被写体は「モノ」や「家族」。

でも、日常を撮るってこういうことなんだなって改めて気付かされる面もあり、大きな変化を与えてくれた年でもあります。

人との関わり方

在宅中心なので、当然、人との関わり方はこれまでと変わってきます。「Twitter」や「ZOOM」を中心に関わるようになりました。

「Twitter」は言わずもがな、場所を選ばず、いつでもできることにメリットがあり、この世の中になってから初めて聞いた「ZOOM」は、今となっては仕事でも使う、大事なツールです。

また、日常生活についても、世の中的にテレワークの推進がなされ、私の職場も色んなことに目が向き始め、変化が顕著に現れてきたのは、本当に良いことでした。

しかし、「人に会えない」「飲みに行けない」「写真を撮りに行けない」というストレスが同時に降り注ぎ、日々、何かに葛藤していた気がします。

学びのチャンス

何かピンチな出来事が起こると、必ずどこかにチャンスがあると私はいつも思ってます。

あきらん
ピンチはチャンスってやつです。

私にとってのチャンスは「写真を学ぶこと」でした。

オンラインサロンに参加した直後に世界が変わってしまった為、ある意味、とてもいいタイミングだったと思っています。

例えば構図については、講座を聞いて学んだり、書籍を熟読したりしました。

読んだ書籍は「絵を見る技術」。

この本は、写真のためのものではないのですが、構図を学ぶ上で知らなければならないことが沢山書いてあります。良いものは過去の偉人から学びましょうというスタンスです。

この本を読んでから、今まで存在していた「この絵の何がそんなに評価されているの??」という疑問符が一気に吹き飛ぶようになりました。美術館に行って絵を見ることも楽しくなりましたし、実際に絵を見て「ここにフォーカルポイントがあって、集中線が…」というように、絵について自分の理解を説明できるようになりました。

また、この感動は美術品だけに限らず、写真についても同じで、写真展に行った時にも同じことができるようになりました。是非、オススメなので読んで頂ければと思います。

今年撮った写真たち

さて、ここで突然ですが、休憩がてら、今年撮った写真を見て頂きたいと思います。

あきらん
本当に突然ですみません。

今年も1ヶ月に2枚ずつなんですが、その場の雰囲気を出したかったので、全てRAW現像をしています。

1月

寒い湘南の朝。
写真仲間と、真新しいX−Pro3片手にお散歩した時に撮りました。

均等に並んだサーファーと、本当に偶然通りがかった渡り鳥の群れと、それを黄色い服を着た人が撮るという軌跡の瞬間でシャッターを切りました。

次の写真も湘南ですが、今度は夕方です。

夕日に照らされた砂浜を、サーファーが歩く瞬間を狙って駆け回りました。夕日に照らされる砂浜って紫色なんだって気付かされた写真。ですので、あえてVelviaっぽく仕上げています。

2月

この写真は、近くのスーパーの駐車場で撮影した写真。

なんてことのない写真ですが、差し込む夕日が凄く凄くキレイでした。ありのままを表現しました。

ある時は水族館にも行きました。

魚の背後で花火があがっているようでした。鮮やかさを重視して現像しました。

3月

高輪ゲートウェイ駅が完成し、周辺を散歩した時の写真たちです。

高架の下にある川に、水が立て続けに落ちてたのを見て、すぐさまシャッターを切りました。なるべく、この世のものではない、時が止まった瞬間の雰囲気を出したかったので、淡い色味にしています。

次の写真のコンセプトは「小人の世界」。

水たまりに反射することで、木々が小さく映り込むのが面白くて撮りました。なるべく枝に目が行くように現像しました。

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4月

4月は在宅まっさかり。

ベランダに置いたブルーベリーの花を撮りました。どことなく、どこへも行けない寂しさを写真にも表現しました。

そのブルーベリー撮るのにも飽きて、食料の買い出しついでに、小さなサボテンを買いました。

いまや、なかなかのサイズに変貌を遂げ、サボテンって成長するんだなってしみじみ感心しています。これも在宅していなければ気付けていない事実ですね。

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5月

気温が高く、子供がプールに入りたいと言い出しました。家の前でやるのは気が引けたので、狭いベランダにプールを広げました。

水風船を膨らませ、既に我が家は5月から夏が始まっていました。

ずっと家にいても体がなまるので、人に出会わないように注意しながら散歩もしました。

なんの変哲もない道路なんですが、空はいつ見ても変わらないなって思えた一枚。

6月

梅雨に入り、紫陽花が美しい季節になり、近所で咲いていたのを撮りました。

この頃には、ガッツリ現像にハマっていました。この写真は「引き算」するイメージで編集しました。

相変わらず散歩は続きます。
近所から少し離れたくなり、車を走らせて少し広い公園に行きました。

そこからは都内が一望できました。
「落ち着きをみせない東京」をイメージしました。

7月

7月に入り、少しずつ電車にも乗れるようになり、平日の昼間に「東京都庭園美術館」へ行ってきました。久しぶりに堂々とカメラを構えて撮影しました。

雨上がりの日だったのですが、窓につく水滴を綺麗に見せたくて、このような現像にしました。

また別の日は「三渓園」に伺いました。

似たような構図ですが、これから来る夏に備えている風鈴を撮りました。暑かったからか、外に出ても、建物の中から外を撮る写真が多かったように思います。

8月

色んなことに注意を払いつつ、はじめてポートレートを撮らせて頂きました。美しい夕日に染まる川沿いの風景を撮りたかったのでシャッターを切りました。

肝心のポートレートですが、緊張で頭真っ白になって、その場の空気に飲まれてしまったのは、今となってはいい思い出です(笑)

夏休み、都内の山奥まで家族で行き、川遊びをしました。

この写真はGR3で撮ったものを現像していますが、澄んだ雰囲気を残せたのではないかと思います。きれいな川で、光もかなり綺麗でした。

9月

単身で「すみだ水族館」に乗り込みました。

ただただ、金魚を美しく撮りたいがために行きました。

またある時は、初めて伊豆大島に行きました。

細心の注意を払いつつ、ロケーションが変わることで撮れる写真も大きく変わるんだと気付かされました。


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10月

秋になり、この頃になると、少しずつ少人数で会える機会も増えてきました。

友人と一緒に撮影した帰りに見た夕焼けです。夕焼けだけに留まらず、周りの木々が綺麗でした。

原宿へ写真展に行った時に撮影したスナップ。

光を上手く捉えられるようになったのではないかと錯覚しました。

11月

少し肌寒くなってきました。夕暮れ時に、都内の公園で一本の光が反射していました。

すかさずシャッターを切りましたが、雰囲気重視で現像しました。

近くの公園で撮影した落ち葉の山。

天気がよく、光がスッと落ち葉に入っていました。

12月

冬になり、また感染者が増えだしてきた昨今。結局、12月も遠出しないまま、都内で身近な日常を切り取っています。

黄色をきれいに出すことを意識しました。

また、こちらも近くの川で撮影した一枚。

夕暮れ時の寂しさを表現しました。

1年通して感じること

成長したのかは、正直わかりません。

ですが、自分の撮りたいものがだんだん固まってきたような気がしています。私が撮りたいのはきっと、「ずっと見ていられる写真」なんだと気付かされました。

学びと気付き

長々とすみません、やっと本題です!(笑)

色々撮って、見返して気づいたのですが、写真についても、学ぶベースはPDCAサイクルなんだと思いました。

ご存知ですか?PDCAサイクル。

既に時代遅れとか言われたりもしますが、よく品質管理とかで採られる「継続的改善手法」のことです。

PDCAというのはそれぞれ頭文字で「PLAN(計画)」「DO(実行)」「CHECK(評価)」「ACTION(改善)」のことです。

このサイクルを繰り返せば、きっと撮りたい写真に出会えるだろうし、自分探しもできるのではないかと思います。

自分が今年一年学んで気づいたこと中心に、自分の言葉でまとめさせて頂いていますので、暖かく見守って頂けますと幸いです。それでは、見ていきましょう。

PLAN(計画)

撮影する計画を立てます。ロケハンとかもそうですね。「こんなの撮りたいなー」を頭の中で形にします。

被写体さんがいる場合は、「どんな表情をされる方か」「どんな服装か」「過去撮られた写真はどんなものか」「どれほど距離感を詰められるか」など、考えることは沢山ありますよね。

また、ロケーションについても、光が強いか、弱いか、木漏れ日が入るのか、それとも直射的に入るのか。また、スタジオ等の場合は、スペースがどのくらいあるのか。

時間帯は朝なのか、昼なのか、夕方なのか、夜なのか。

これらによって、全く出来上がる写真は異なってくるでしょう。

いいんです、思ったのと全然違ってても。
ただ、事前にイメージするっていうのが大事なんだと気付きました。

インスタとかピンタレストが活躍する理由を考えれば、納得頂けるのではないでしょうか。

DO(実行)

写真を撮ります。ひたすら撮ります。一心不乱に撮ります。

写真を学ぶと、「現像に走りがちになる」ということがわかりました。でも実際には、現像しない写真を一発で撮るのが理想的なんだと気付かされました。現像はあくまで味付け。

とにかく、手を変え品を変え、撮りまくるというのが大事だと思います。最も重要で、最も難しい工程だと思います。

CHECK(評価)

振り返りです。方法もいくつかありますが、パッと思いつくのは「自分で見る」ことと「人に見てもらう」ことです。

私の考えた振り返りポイントは全部で5つ。
①構図…キチンと取れているか?
②色…思った色に仕上がっているか?(フィルムシミュレーション等も含めて)
③被写体…期待通りに存在しているか?
④空気感…その場の空気が伝わるか?
⑤言葉…良い点と悪い点を言葉にできるか?

特に、最後の「言葉」にするのは、めちゃめちゃ難しいです。

それを、より感じるのが「人に見てもらう」方法です。

人に見てもらうためには自分の写真を説明しなければなりません。幸いなことに今年は「講評会」にも出席させて貰う機会も何回か頂きまして、その難しさに打ちひしがれております。

今まで思ってた”あ、なんかいい”では伝わらないんだって気付かされました。

結局は、人に見てもらうにしても、自分との戦いなんですよね…。

ACTION(改善)

先の評価の末、改めて考えます。

まず一番初めにやるのは、「撮影している瞬間へ脳内タイムリープすること」です。切り取り方、被写体の動き、縦写真・横写真、色や雰囲気、どれをとっても、こうしていればよかったという後悔の念が出てくると思います。

その上で、トリミングと現像を行います。

「本当はこうしたかった」というのがないと、いわゆる「現像迷子」になると気付きました。

あきらん
現像迷子になると大変で、現像から戻れなくなりますよね…。

他の人の現像の様子を見たり、色を足してみたり減らしてみたり、見せたいもの以外を引き算の法則で消し去ったり、色々試して何かをつかめるようにします。

あきらん
もちろん、つかめるときのほうが珍しい…。

みんなで撮れる日を楽しみに

なんだかんだと、偉そうなことを言ってますが、私も道半ばすぎて、これからまだまだ学ばなくてはいけません。

ですが、この一年、得たものをなにか形に残したいという思いで書きました。とは言っても、根っこの部分は何も変わってなくて、「撮ることが楽しい」って思えるか否かだと思います。なんなら学ばなくたって、楽しく撮れるのは間違いないので(笑)

みんなでワイワイ撮るのがやっぱり楽しい。

でも、今年はその中でもストイックに、尖った自分を探していきたいと思ったのです。

好きな色、好きな構図、好きな被写体。自分の写真のここが好きでここが嫌い。写真を極めるというのは、永遠の自分探しなのかもしれませんね。

さぁみなさま、写真沼でPDCAを回しましょう!

次回予告

さて、明日のアドベントカレンダーは「るこ」さんです!是非御覧ください!

  • この記事を書いた人

あきらん

FUJIFILM X-Pro3とRicho GR IIIで、スナップ・家族写真・たまにポトレを撮ってます。カメラを含むガジェットや、おでかけのブログ「akilans.com」を運営。お仕事はシステムエンジニアをやってます。 Apple製品とRADWIMPSとフォトウォークとゲームと家族が好き。

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