CONTAX T2にKodak Ektar100を詰め込んで東京都内を散歩してみた

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

Kodak PORTRA160を使いたい!と思って散歩を始めました。
そんな前回の記事はこちらからご覧下さい。

今回は、その散歩の続きとなります。
いよいよPORTRA160を使い切りまして、次に入れたフィルムはEktar100です。

Ektar100は発色の良いフィルム

これまでも散々使って、使う度に溜め息が溢れるほど、綺麗な発色のフィルムです。
主に風景やスナップで大活躍するフィルムだと思います。

ただ、1本の値段が1,000円を越える為、気軽に使えるフィルムではないことでも有名です…(お金さえあれば、買い占めたいくらいです)。

これまでにも何度かEktarで撮影しましたが、いずれも物凄く記憶に焼き付くような写真が撮れています。

CONTAX T2で撮る、平成最後のフィルム写真

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日比谷・新橋を抜け、汐留から勝どきへ

皇居外苑を楽しんだ後は、先日もフォトウォークでネモフィラを撮りに立ち寄った日比谷公園を抜けることになります。


Ektarは青空や夕焼けだけではなく、こういった木々の緑も良い色を出します。


日比谷や新橋周辺はガラス張りの建物が割と多い為、反射の光を楽しむには最高ですね!
澄み切った青も良いです。

勝どきから晴海埠頭へ

今回の散歩の最終目的地は晴海埠頭です。
晴海埠頭は、以前、たけさんぽ東京で行ったことのある場所です。

当時は富士フイルムのX-T2だけしか持っていなかったので、フィルムで撮るという発想はありませんでした。
その為、「あの夕日をEktarで撮りたい!」という思いが強くなったんですね。

とは言っても、勝どきからでも結構な距離があります。
バスという選択肢もあったのですが、あえて色んな写真が撮りたかったので、そこは耐えて歩きました。
(複数人のフォトウォークならバス使ってたと思います…。)


水に映り込む影の暗さにKodakフィルムを感じます。


デジタルの場合、逆光は色々と気遣いされることも多いと思いますが、フィルムの場合は、気にせず撮れます。
そして、CONTAX T2で撮ると、良い線が出るんです…(超スキ)。


上を見上げて、周辺の光量を下げて撮影してみたりしても、色が綺麗に出る為、楽しいです。

晴海埠頭周辺は東京オリンピックに向けて選手村を建設中です。
こういうのこそ、フィルムで撮っていると、後々、感慨深くなる時が来るんでしょうね。


それにしても、ここに何人の選手が入るんでしょう。
結構、大規模で…そして、間に合うの?という心配もありますね…。

晴海埠頭

そんなオリンピックイヤーが迫っているのを感じながら、到着しました。
ここからEktarの本領発揮です。
何も言わず、作例をご覧頂きましょう。


本当に、Ektarに出会えてよかった。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
Ektarの特徴はおわかりの通り、素晴らしい色表現。
キツくなく、優しく、時に深い色合いを見せてくれます。

冒頭申し上げた通り、そんなに安いフィルムではありません。
ですが、この写真を生み出したネガが1,000円ちょっとで買えると考えるのであれば、それはすごくお買い得な気もします。

デジタルに疲れたら、フィルムでだらりと撮影散歩を楽しむのは如何でしょうか。