先日の土日、箱根へ一泊二日の家族旅行へ行ってきました。久しぶりの泊まり旅行ということで、テンション上げまくりで写真撮影してきました。撮影枚数も200枚を超えましたので、全三回に分けてお送りしたいと考えています。 続きを見る
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というわけで、今回は「夜のあじさい号編」をお送りいたします。「あじさい号」に乗ってみたいなという方、興味がある方には是非、ご一読頂きたいと思います。
夜のあじさい号って何?
あじさい号は「箱根登山電車」が運行する電車です。この時期だけ特別に「夜のあじさい号」が運行されています。カメラを買い直して、ワクワクが止まらないのが分かったのか、妻が予約を取ってくれました。ちなみに予約は電話で行うらしく、なかなか倍率が高いらしいです。「夜のあじさい号」の概要は下記の通り。
ライトアップされた満開のあじさいと、幻想的な雰囲気でお楽しみいただける「夜のあじさい号」を2018年6月16日(土)~7月4日(水)の期間、臨時運転いたします。
「夜のあじさい号」は、沿線6箇所のライトアップで徐行や停止を繰り返しながらゆっくり進み、宮ノ下駅(強羅行)もしくは、塔ノ沢駅(箱根湯本行)では、電車から降りて撮影をお楽しみいただける時間を設定する特別電車となります。
初夏の箱根を満喫できる“箱根あじさい電車”とライトアップに照らされる幻想的なあじさいを、ぜひお楽しみください。
(公式サイトより引用)
あじさい号は片道切符?!
公式サイトにもあるように、あじさい号は「強羅行」か「箱根湯本行」かになります。つまり箱根登山電車の端から端まで楽しむことは変わりありませんが、どこからどこに向かうのかが重要になります。
一つの考え方として、宿泊するのであれば、その拠点がどこにするかで行き先を決めるのが望ましいと思います。今回の場合は、拠点を強羅において、箱根湯本から「強羅行」のあじさい号に乗り込むことにしました。
強羅から箱根湯本へ
ホテルにチェックインして、夕食を食べてから強羅駅へ。
強羅までは車で来たため、はじめての箱根登山電車です。
次の電車が来るまでしばらく時間があった為、ホームの左右をパシャリ。
箱根の街って何を撮ってもレトロっぽく写りますね。天候が雨だったので、より一層、レトロに写るのかもしれません。
ふと、天井を見上げると13周年のバナーがありました。
そうこうしているうちに電車が到着しました。
ガタンゴトンと、揺られ、かなりの高低差を下っていきます。
ちなみに、この電車、他の電車では見られない特殊な動きをします。
それが「スイッチバック」です。
スイッチバック(英語: switchback)とは、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路である。
(ウィキペディアより引用)
要するに、進行方向を変えながら登っていくのです。三半規管の弱い妻は、それだけで気分が悪くなっていました…。楽しみにしていたのに、かわいそう…。
なんだかんだありましたが、無事に箱根湯本駅に到着です。
箱根湯本から宮ノ下へ
到着するやいなや「あじさい号」の受付と、「あじさい電車」と大きく書かれたアーチが迎えてくれました。
この時、時刻は既に20時前だったのですが、まだ少し発車時刻には早かったので、箱根湯本駅の周りを散策しようと駅の外に出てみたら、ほとんどのお店が閉まっており、昼間の賑やかさはどこかへ消え失せていました。
18時くらいを目安に営業終了のお店がほとんどのようでしたので、行かれる方はご注意ください。
受付時に配られたパンフレットを子供と見ながら、発車の時を待ちます。
いよいよ出発の時が来ました。
車掌さんの賑やかな話を聞きながら、まるで観光バスにでも乗っているかのような気分で、電車は進んでいきます。
「次は3分ほど撮影タイムがありまーす」と電車を止めてくれることもありました。
そして電車は宮ノ下という駅に辿り着きます。
宮ノ下駅での限られた撮影タイム
強羅行きのあじさい号の場合は、この宮ノ下駅で電車から降りて駅のホームに出ることが出来ます。思う存分、撮影することができるのですが、いかんせん、電車に乗っている人全員がホームに流れるため、大変な混雑の中をすり抜けるように写真を撮らなくてはなりません。
そして、出発までの時間も決まっているという、まさに時限爆弾を背負いながら撮影しているような気分になれます。
電車の外に出ることができますので、電車の外観も撮影することが出来ます。
また、電車の中からは近づいて撮影することの出来ない紫陽花も、間近に撮影することができるのも、ここでしか出来ないことです。
紫陽花から目を離すと「いのしし出没」の看板が。
少し見てみたかった。
宮ノ下から強羅へ
この区間は、バタバタと登りきったような印象でした。
強羅駅に到着。
到着する頃には、既に真っ暗になっていました。
また、出発する時に降っていた雨は、既に止んでいました。
雨が止んだ後の反射もまた、風情があります。
いかがでしたでしょうか。
「夜のあじさい号」に乗ってみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
旅はまだ続きます。続きはまた別の記事でご紹介致します。乞うご期待!