iPad pro 10.5インチユーザーが考えるべきiPad pro 11インチの5つのポイント

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

2018年10月30日23時。
それは期待の渦巻くニューヨークで発表された。

「iPad pro」の刷新。

このニュースはリアルタイムで世界中に知れ渡ることとなった。
それと同時に歓喜の声が至る所で響き始めた。
新しい時代の幕開けである。

詳細は省かせてもらうが、
- 角ばったiPhone5ライクのデザインに変更
- Face ID対応
- ディスプレイサイズアップ
- 新Apple Pencilへの対応
- 新スマートキーボード Filioへの対応
- 最新CPU A12XBionicを搭載
- Liquid Retinaディスプレイを搭載
など、ぱっと思いつくだけでも大きな変更がある。

魅力的で喉から手が出るほど欲しい。これから新しくiPadを手にする人には是非オススメしたいのですが、かたや、2017年に発売された10.5インチを既に所有しているユーザーといえばどうでしょうか。

今回は既に10.5インチを所有している者として感じることを書き記したいです。
またiPadを持っていない人でも、少し値段の落ち着いた10.5インチに流れる方も多いのではと考えたため、そういった方にも読んでもらえれば幸いです。

ただし、大前提として、11インチをディスる気持ちはさらさらなく、自身の購入意欲を抑える目的でも書いているということを予めご容赦頂きたいです。

(1)デザイン

11インチiPadのデザインは角ばったiPhone5ライクのデザインへ変更されました。しかしその本意は、Apple Pencilの改変だと考えています。本体にくっつける為にはそうするしか選択肢がなかったのでしょう。そう考えれば、デザインはあくまで副産物であるとも言えます。

また、iPadを利用する際には基本的にカバーやケースをつけるため、デザインについてはそれ程、重要ではないとも考えられます。
10.5のデザインもシュッとして好きよ。

(2)ディスプレイ

サイズ感そのままにディスプレイの大きさが少し大きくなります。これはFace ID化による副産物と言えます。
実際、12.9インチでは物理的に鞄に入れづらく、購入を踏み止まり、致しかたなく10.5インチを選択した人には嬉しい便りですね。

ただ、よく考えてみてほしいのです。
本当にお金を出して、その少しのサイズアップに何を期待するかを。
当然、物理的にディスプレイが大きくなる為、色々な作業でメリットを感じる部分はあるかと思いますが、10.5のディスプレイサイズで満足出来ていないでしょうか。いいえ、満足しています。

また、これまでの10.5インチと異なり、11インチはLiquid Retinaを採用しています。あくまでもベゼルを極力無くす為に打った施策だと考えています。これもまた、10.5インチのRetinaで満足ですね!

(3)アクセサリ

今回ここが一番、厳しい戦いとなります。
たかがアクセサリ、されどアクセサリです。

新しいApple Pencilは、本体に吸着させて充電できるらしい。Apple Pencilを紛失した身としては、何故これを早く出さなかったのかと憤っています。

また、新しいSmart Keyboard Filioに至っては、背面までサポートするというではありませんか。これこそがデザインの変更にあたる大きな革命。だって、背面ケースがいらないんだもん。それに段差も無いようですしね。

さらに言えば、SDカードリーダーも、LightningからタイプCへの変更に伴い、刷新されています。あくまで予想ではありますが、高速化すると考えられます。

アクセサリに関しては10.5インチから確実に改良と改善が施されている為、紛れもなくいいものだと言い切れますね。

あとはこの高騰続くアクセサリの価格の中で、その費用対効果が得られるかどうかということになります。

(4)内部スペックの向上

新しいCPU、CPU A12XBionicを搭載し、容量は最大1TBまでサポートされました。

まず、CPUに至っては、そもそも10.5インチで全く困っていません。むしろ、macの代用ができているくらいなので、満足しています。

また、容量についても、現在、256GBを使っていますが、データは全てクラウド上にアップしている為、そんな大容量は不要です。

よって、あまり内部スペックの向上に至っては、メリットが薄いと考えています。

(5)ホームボタンと充電コネクタ

Appleの新製品発表会で流された映像が鮮明に残っている人も多いと思いますが、今回のiPad proからホームボタンが廃止されました。iPhoneと同じ流れを組み、Face IDに対応しました。

しかしながら、私のようにTouch IDのほうが良いと言う人も多いのでは無いかと思います。

例えば、Face IDだと、マスクが使えない、反応が鈍い、認証に時間がかかるという問題が起こり得ます。先日、iPhoneXSへ機種変をし、認証時間の改善は図られていたのでそれほど心配していませんが、いかんせん、反応が鈍いのが正直微妙です。これは別にiPad proに限った話ではありませんが。


また、充電コネクタもLightningからタイプCへ変更されました。充電速度や転送速度が向上したり、iPhoneを充電できるなどのメリットがあります。

メリットだけ見ると、すぐにポチりたくなるものですが、ここでもよく考えていただきたいのです。他にお手持ちのApple製品にはどのようなものがありますか。

今秋発売されたiPhoneは未だにlighteningです。つまり、iPhoneがタイプCになるまでは、充電ケーブルを2種類持ち運ぶ必要が出てきます。これが大きなデメリットになり得ます。

まとめ

端的にいって、既に購入している人は、こういったことを考えずに「新しいApple製品が登場したら買わなきゃいけない」と考えている人たちが多いと思います。

しかし、先ほども触れたが、今回の変更ではアクセサリの改善度合いがめちゃくちゃ高い。本体を変更せずに新しいアクセサリが使用できるのであれば間違いなく迷わない。

結局、新しいものに拘らなければ10.5インチでもまだまだ現役続行できるし、新しいものに拘るのであれば買い替えも視野に入れるべきだという結論に至ります。

悩む日々は続きますね!でも結局、私は今回はパスしそうです。10.5インチもいいですよ^ ^


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