防塵防滴レンズ内部に侵入したチリを安全に除去する唯一の方法とその楽しみ方

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

まず、何も言わず、アイキャッチ画像を見て頂きたい。

おわかりいただけただろうか。

目を凝らして頂くと、ちょこんとXF16-55F2.8の内レンズにチリが付いているのです。ブロアなどを使いながら除去しようとしましたが、一向に取れない。

よくよーく観察すると、なんとレンズの内側なのでした。

調べてみたこと

自分でどうにかできるのであれば、それに越したことはありません。
ネットで検索するといくつかの方法が出てきます。
が、結果的には、どれもオススメしません。

例えば、「レンズに掃除機を向けて吸い込む」とか。私の場合、振動で取れないかなぁと思い、レンズを振ってみたが、ビクともしませんでした。

…仕方がないので、FUJIFILM Imaging Plazaへ持っていくことにしました。
なお、Imaging Plazaは前回X-T2の不具合で持ち込んだところです。

有楽町からImaging Plazaを目指す

XF16-55を久しぶりに外し、XF35F2mmをつけて、出陣です。スナップをしながら、楽しみながら、Imaging Plazaを目指します。そうすればきっと辛くない。

35mmは小さくて軽い。このレンズを使う時は、縦グリも外し、軽量化して撮影することが多いです。この切り分けができるのも、X-Tシリーズの強みだと思っています(だから、このカメラから変えることは出来ない)。

歩く。


有楽町から丸の内仲通りへ差し掛かります。
ひたすら歩く。


さすが休日のオフィス街。
窓掃除をしているところに遭遇。
まだまだ歩く。


MARUNOUCHI MY PLAZAに到着。
この中にFUJIFILM Imaging Plazaがあります。


到着しました!

Imaging Plazaでやり取りした内容

私「レンズ内に埃が入り込んでるんですが…」
そう話し始めました。

店員さん「レンズの中かどうかを改めてみてみますね」
そう言って店の奥に消えた。

店員さん「レンズの中でした。しかし、取り除くとなると有料で5000円になるのですが…。」
私「こ、ここに保証書がッ!!」

そんなこんなでタダでやってもらいました。預かり修理を覚悟していたのですが、なんと1時間半で出来るという。凄すぎかよ、FUJIFILMさん。

待ち時間でスナップ

待っている間、暇なので、丸の内を35mmF2で切り取ります。


ポスターを張り替える人。


空とビルと影。
コントラストが素敵。


1週間前に、たけさんぽ東京で待ち合わせをした思い出の地を横切る。


都会の街並みは、思わぬ絵を作り出します。


Velviaで緑を切り取ります。


隠し扉?!


土曜日なのでホコ天になっていました。ここでコーヒー飲みながらとか、気持ちいいだろうなぁ。

最後に

そうこういているうちに、あっという間に1時間半が経過していました。


この通り!
綺麗になって戻ってきました!

店員さんに「防塵防滴なのに、こういうことって起こり得るのですか?」と聞いてみたところ、「防塵防滴なんですが、空気の通りがないとズームも回らないんです。なので空気の通り道があってそこから混入するケースもあるんです」という回答を頂けました。

防塵防滴とは言え、油断禁物ということですね!

兎にも角にも、何か混入したら最寄りのFUJIFILMさんへ、または電話でクリーニング依頼をするのが最善の方法です。…決して無理はしないほうが良いですね!