親子の思い出を写すFUJIFILM業務用100

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

「フジカラーで写そ」と、テレビから聞こえてくるフジのCMが鮮明に記憶に蘇ります。
昔から、家族写真といえばフジでした。
なので、自然と、写真はフジの色だという思いが、私の中に強く根付いています。

今回ご紹介するのはFUJIFILMの安価フィルム「業務用100」です。
(主な写真はCONTAX T2で撮影しています。)

安価なフィルム、みんなで使う

安価と侮るなかれ、FUJIFILMのフィルムの中でも、自然な発色が人気のフィルムです。

以前、家族でフィルムフォトウォークした時のことを記事にしました。

この記事は色んな人に見てもらい、直接「あれはいい」とお声を頂いたこともあります。
いつもご覧いただきありがとうございます!

さて、その記事の最後にもちょろっと書きましたが、家族みんなでフィルムフォトウォークを現像代もバカになりません。

少しでも安く楽しむ為には、フィルム代を下げる必要があります。
そんな時に、素晴らしいコスパを発揮するフィルムだったりします。

空気を撮っている錯覚

元々、私はフィルムカメラ自体が、「その場の空気を含めて焼き付ける」ようなイメージを持っているのですが、このフィルムは特にその特徴があるような気がします。

懐かしく、淡く写ります。
「写ルンです」に近しい印象も受けます。

最近、私もRAW現像で「記憶色」バリバリの写真をアップしたりしています。

が、このフィルムは、その真逆をいく色味です。

記憶色は確かに、パッと見、「キレイ…!」ってなるのですが、何回も見ていると見飽きます。
この業務用フィルムは、何度見ても飽きることはありません。

それでいて、また見たいって思えるのです。

特別な時を平凡なフィルムで

デジタルがまだ当たり前になる前は、フィルムがありふれていたので、どこにいくにもフィルムカメラを持っていたため、あまり有り難みもありませんでしたが、昨今のフィルムの高騰で、「特別感」が出てきました。
しかし、業務用100はいい意味で平凡とも言えます。

そんな「平凡な」フィルムを持って、「特別な」時に撮る。

先程からあげている作例も、実はそんな「特別な」時に撮影しました。

先日、家族+ゲストでフィルムフォトウォークをしたのです。
(しかも全員が業務用100を入れて)

そう、Ektar100が売り切れたあの日ですね。

家族でフィルムを買いに行く→フィルムフォトウォークが定番になりつつあります。

子供の視点で撮られた写真

本当に、才能あると思うんです(ただの親バカ)。
自分の撮った写真より遥かに良かった。
(ここだけT2ではなく、子供にあげたPENTAX ESPIO140の写真です。)

ゴーカートにて


「ゴーカートに乗れる!」ってワクワクして撮ってた写真。

2人乗りのゴーカートに乗り込み、私が運転して、その横で撮った写真。

釣り堀にて


釣れるまでの間、「暇だなぁ」って待ってる時に撮った写真。

「釣れた!もう何匹目だよ!!」ってテンション上がりながら撮った写真。

広場にて


振り返ったら、撮られてた写真。

江川海岸にて


「キレイー!」って言いながら撮った写真。


いつのまにか撮られてた写真。
この写真が現像されてきて、正直ビビった。

まとめ


安価で平凡で、特別な時を写すフィルム「業務用100」。
フィルムの高騰が進んでおりますが、このフィルムはいつまでも使っていきたいと思える、そんなフィルムです。

ただ、名前にあるように、ISO100ですので、天気の良い日中に使うことが大半になるかと思います。
その点だけはご注意頂ければと思います。

色々考えましたが、このフィルムが一番「富士フイルムらしい」写りだなと、私は思います。

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