川崎大師風鈴市は「チリンチリン」の音で涼しくなれるスポットだった

毎年7月に開催される全国最大規模として歌われる「川崎大師風鈴市」。今年で23回目を迎えたそうです。全国から900種類、30,000個の風鈴が賑やかに歌い続けます。「チリンチリン」というのを通り越して、「ジャララララ」くらいの音になっていました。

そんな中、失礼ながらも風鈴を買う気が全く無く、ただ写真を撮りたい一心で行ってきました。結構同じことを考える人が多いようで、一眼を持った人を結構見かけました。

川崎大師の大本堂

到着するやいなや、ささっと入り口を通過します。

メインロードの先には大本堂があります。年末年始には大変な賑わいを見せることでも有名ですね。

風鈴市会場にてひたすら色々な風鈴を撮影

大本堂の横手には風鈴市の会場があります。寺全部で風鈴を展示している訳では無く、一箇所に集められて展示されていました。

ここからはひたすら風鈴タイムです。

まずはネコさまから撮影を開始しました。

風鈴らしくない、こんな洒落た風鈴もありました。

川崎大師と言えば、だるまです。

こちらはネコとのコラボ作品です。

そしてこんな風鈴っぽくない苔の風鈴も。ほんと、なんでもありです。チリンチリンと鳴り、「風鈴」と呼ばれれば、それが「風鈴」。

風鈴の心地よい音と、人の波を掻き分けて進みます。

ミストが至るところから噴出され、熱中症対策が施されていました。確かに、クソ暑かったです。

でも、ミストのお陰でこんな神秘的な写真が撮れたりもしました。

ミストを出して頂いて、ありがとうございます。

風鈴市会場を抜け、境内を散策

カメラを構えるのは何も風鈴だけではありません。私も初めて知りましたが、「川崎大師」は通称であり、本当の名前は「平間寺」と言い、1128年に建立されたそうです。

歴史ある建物もあれば、意外とそうでないものもあります。

こちらは薬師殿。1963年建立と、意外と若い建物(私から見たら大先輩ですが)。

不動堂です。


初めにザザッと通過した入り口の門です。歴史感じながら撮影してたのですが、あとで調べると、こちらも1964年に再建されたそうです。

清瀧権現堂。大きな鐘がありました。

どんな音がするのか興味津々です。

屋根の隙間から差し込む光。夕方の撮影は、太陽の変化が早いので、短時間で色んな姿が撮れるので、一番好きだったりします。

何気ない影も、趣ある石畳の上ではそれっぽく見えるから不思議です。

風鈴市を実施しているこの期間は、特別に出店が出ていました。まともに正面から撮っても良かったのですが、こういう少し外した写真を撮るのが好きです。


いかがでしたでしょうか。

風鈴の音は確かに涼しい気持ちにさせてくれます。元々、風鈴は邪気除けだそうですが、過去の人が暑さを少しでも和らげようとしたからこそ、夏の風物詩になっているのだと考えると、なかなか感慨深いです。

ただ、都会では、近所迷惑等を考えてしまい、なかなか風鈴を鳴らせないのが悲しいです。

少しでも雰囲気が伝われば嬉しいのですが、行ってみて思ったことは、やっぱり私は買うより撮るほうがいいやってことですね。