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色を残すiPhoneアプリ「Accent」をリリースした話

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色を残すiPhoneアプリ「Accent」をリリースした話

こんにちは、あきらん(@akilans)です。

2026年8月17日に、うまれてはじめてiOSアプリをリリースしました。

その名は「Accent」です。

https://apps.apple.com/jp/app/accent-selective-color/id6801496954

本日は、私のこれまでの経験談、このアプリを開発した裏話なども織り交ぜつつ、ご紹介したいと思います。

お手に取っていただいた方々、本当にありがとうございます。

きっかけ

正直、リリースする1週間前には、このアプリを開発する構想は持っていませんでした。

ずっと「最近話題のAI開発をしてみようかなぁ」とぼんやり考えていました。

どうせ趣味で作るならiOSアプリが作りやすそうだなぁと、AI開発が主流になる前から思っていました。

そんな中でMacBookが全面的に値上げされてしまい、もう二度とiOSアプリを開発する機会はないのかと嘆き悲しんでいました。

が、もしかするとと思い、Apple整備品済がまだ比較的手の届きやすい価格で売られているのを発見し、今しかないと飛びつきました。

さぁ、何作ろう。

ここがスタート地点でした。

「色」に軸足を置いた意図

作りたいものは色々ありますが、まずは手がつけやすく、反応の見やすいところからやろうと思いました。

幸いにして、SNSでも多くの繋がりをいただけていることから、写真に関わるものを作ろうと思いつきました。

前回の記事で、モノクロ楽しいと書き、さも矛盾しているように思いますが、そんなことはありません。

モノクロにすると当然、色はなくなり、光の陰影でのみ写真をコントロールしていく必要があります。

もしそこに一つだけ色を戻せるとしたら?

そんな疑問からこのアプリが生まれました。

ですが、この特定の色を残す機能は、私が発祥ではなく、むかしむかし、コンデジ全盛期時代に「パートカラー」として流行ったことがあります。

昔からある表現だからこそ、今のiPhoneで、私ならどう作るか。
そこまで考えたところで、「最初に作るならこれだ」と腹が決まりました。

AIでの開発について

私は普段からシステムの要件定義、設計、テスト、導入、保守とかなり多岐にわたって仕事をしています。
開発についても、若い頃は3年くらい実務として作ってましたが、今ではさっぱり自分で手を動かすことはしなくなりました。

過去に何度かiOSでのアプリも挑戦しようと思ったことがあるのですが、参考書片手に自分で覚えていくという時間がなかなか取れず困っていました。

そんな中でAIの台頭があり、極論、システムを作ったことがない人がシステムを作れる時代が来ました。

ただ、実際にやってみて感じたのは、「コードを書けること」と「ちゃんと使えるものを作ること」は別だということでした。
何を作るのか、どこまで作るのか、どう操作させるのか。バグなのか仕様なのか。どこまでテストすれば世に出せるのか。
このあたりは、AIが登場しても人間側で考える必要があります。

一方で、UI/UXやバグ・要望の切り分け、テストの進め方などは、これまで仕事として長く経験してきた領域です。
AIがコードを書いてくれるようになっても、このあたりの経験はかなり活きました。

だからこそ、まずは小さくても「ちゃんと使えるもの」を作ろうと思いました。

いかにシンプルな操作でアウトプットまで持っていくかを設計の最重要項目として掲げて進めました。

そんな私がAI開発をやってみて感じたことを、ここからいくつか書いてみます。

①品質は高い、ただ指示は明確に

はじめに驚いたのはその品質の高さです。
きちんと意図を伝えられれば、かなり高い精度で実装してくれます。

私はCodexを使用しましたが、ChatGPTを併用し、ChatGPTと一緒にCodexへ渡す指示を検討し、そこで整理した内容をCodexに渡すというやり方を取りました。

その結果、仕様を検討する時間、Codexに指示する時間を大幅に削減できました。

ただ、冒頭申し上げた通り、「画面作って!」だけでは伝わらないので、より設計に即した内容で指示を行う必要がありました。

②ドキュメント化するのは要件定義まで

本当は従来の開発手順(ウォーターフォール)で進めようとしたのですが、基本設計を作り始めた段階で、ChatGPTに考えてもらった仕様文言を、小出しにCodexへ指示した方が早いと気づきました。

動いているアプリそのものを最新版として扱う意識のもと、アジャイル形式で作ってテストしてを繰り返しました。

これは、設計と実装の差を気にしなくていい点と、やはり工数の面では、かなり助かりました。

③AIの使用量に気をかける必要がある

AI開発を行う上で、絶対に避けて通れない話題ですね。

正直、私がCodexを選択した理由もここにあります。

なんだかんだ、コーディングする人にとっては、Claude Codeが主流だとは思いますが、実際に過去、使ってみたときに、すぐ上限に達してしまい、イライラしてしまったので、もともと私のことを一番知っているChatGPT、Codexを使うことにしました。

それでも週の上限に2回ひっかかりました笑

個人で趣味としてゆっくり開発する分には、Proプランでも十分だと思います。

各方面の反応について

ありがたいことにとても大きな反響を頂きました。

正直、最初は知り合いが何人か使ってくれたら嬉しいな、くらいに思っていました。

ところが、リリースからわずか二日でダウンロード数は1,000件を超えました。

……いや、さすがにこれは想定していませんでした。

特に私もやっているVRChatで写真を撮っている方々にはとても大きな反響を頂き、アバターやアクセサリー、服などの差し色を有効に使って仕上げられた写真に感激しています。

また、現実で写真を撮られている方たちからもパートカラーが懐かしいとか、パートカラーを知らない人たちからも「写真がオシャレになる!」と、嬉しい反応をいただいています。

今後の計画について

これで終わりではありません。

既に1.01、1.1、1.2、1.3、1.4までリリースが完了し、今は2.0を開発中です笑

使っていただける方のために長くお使い頂けるよう、開発を進めていきたいと思っています。

さいごに

正直、これほどまでの反響を頂けるとは思っていませんでした。

これまでシステムエンジニアとしてやってきて、正直楽しいことより辛いことの方が多かったですが、今回の一件で、今までやってきたことは無駄じゃなかったんだと思えました。

自分に少しだけ自信を取り戻すと同時に、もう少し色々なものを作ってみたいと思えるようになりました。

Accentも、まだまだ育てていきます。
ぜひ遊んでみてください。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

https://apps.apple.com/jp/app/accent-selective-color/id6801496954

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